〜清水、庭を征く〜2

2026.02.18

朝から少し緊張していました。今日は午前中にミーティングがあって、自分の今年の目標について話す機会があったからです。

 

ミーティングでは、これから何を目指していくのか、どんな職人になりたいのかを考えました。入社してから数ヶ月、現場での作業を通じて、造園という仕事の奥深さを実感してきました。樹木の手入れ、石積み、土木作業。覚えることがたくさんあって、正直なところ圧倒されることもあります。

 

でも今日のミーティングを通じて、自分なりの目標が少し見えてきた気がします。どの技術を伸ばしていくのか、何を大切にしていくのか。方向性が定まると、日々の作業に対する見方も変わってきます。

 

午後からは、会社のトイレの壁塗りに取り組みました。左官の仕事です。コテを使って壁にモルタルを塗っていく作業なのですが、これが本当に難しかったです。

 

最初にコテを持ったとき、どう動かせばいいのかさえわかりませんでした。力を入れすぎると厚く塗りすぎてしまうし、弱すぎると下地が見えてしまう。コテの角度も重要で、少し傾けるだけで仕上がりが全く変わってきます。

 

何度も失敗しました。平らに仕上げたいのに、どうしても凸凹ができてしまう。一度塗ったところをやり直して、また塗り直して。その繰り返しでした。

 

でも不思議なもので、難しいからこそ夢中になれるんです。コテを動かすリズム、力の入れ具合、塗り重ねる順番。試行錯誤しながら、少しずつコツを掴んでいく感覚が楽しかったです。

 

作業を進めながら、「これも造園の技術の一部なんだ」ということに気づきました。庭づくりでは、石垣の目地を詰めたり、池の底を仕上げたりする場面があります。そういうときに、左官の技術が必要になってくるんです。

 

造園という分野は、本当に幅が広い。樹木の知識、石の扱い方、土木の技術、そして今日学んだ左官。すべてが繋がっていて、すべてが大切なスキルです。ゆくゆくは、こういう技術もしっかり身につけていきたいと思います。

 

今日のミーティングで決めた目標を実現するためには、目の前の作業一つ一つに真剣に向き合うことが大切だと感じました。壁塗りという、一見すると造園とは関係ない作業のように見えることも、実は現場で必要な技術に繋がっています。

 

これから毎日、今日決めた目標を意識しながら過ごしていきます。現場でどこに目を向けるか、何を学ぶべきか、どんな技術を身につけていくか。そういうことを常に考えながら、一歩ずつ成長していきたいです。

 

前職の工場勤務とは全く違う世界です。でもだからこそ、新鮮で、学ぶことが多くて、毎日が刺激的です。技術を身につけるには時間がかかるけれど、焦らず、着実に、自分のペースで進んでいこうと思います。

 

今日は、目標を明確にできた日であり、新しい技術に触れた日でもありました。これからの造園人生の、小さな一歩を踏み出せた一日だったと思います。


【概要文】